純正のシフトブーツ類は、昔の車はあまり品質が良くはなく、ビニール製のものが主流でした。最近の車は、本革製のものを使っているものもありますが、低グレードのものはビニール製が多いでしょう。AT車は少し前までは樹脂類のレバーまわりでしたが、最近ではMT車のようにブーツを使って質感を上げているものも増えてきました。
ブーツ類は傷んでくると古さが際立ってしまい、ビニール製の場合は穴も開きやすく、ますます質感が落ちてしまいます。こういった悩みを改善するために、本革製の新しいシフトブーツへ交換するのがおすすめです。
コレミヤという本革を扱っている製品があり、様々なブーツ類を比べたところコストパフォーマンスは最も良いものの一つと思います。本革製シフトブーツが5,000円前後、パーキングブレーキブーツとあわせても10,000円前後という金額で、一般的な純正新品に換えるよりも安いです。
革の質感ですが、この価格帯で考えると、「極めて良い」部類に入る印象です。個人的には、ほぼコレミヤ一択です。
おすすめは「つや消しブラック」で、つやありブラックよりも大幅に上質感があります。
つや消しブラック革+紅ダブルステッチ
その上ステッチのカラーが選べ、シングルステッチ、ダブルステッチも選ぶことができます。よくオーダーするのが、「つや消しブラック革+紅ダブルステッチ」で、赤ステッチのアクセントがスポーティーなイメージとなり、おすすめです。その他、白、グレー、青、黄、緑など、バリエーション豊富なので、ボディカラーや内装のカラーリングにマッチした選択ができます。
汎用品もありますが、いろいろな車種用に純正品から型取られた専用品も多く、これらは純正同様にフィットします。ブーツが劣化した、もしくはドレスアップしたいと思う際に、車種専用品があればぜひ試してみることをおすすめします。
きっとお値段以上の満足感を得られることでしょう。